今週のお題は「ちょっとした夢」。意外と難しいお題。
あそこに行ってみたい、あれが欲しい、あれが食べたい、なんてことはいくらでも挙げられる。
ただ、覚悟を決めてお金を出せばできることがほとんど。
なので、お金で叶えられるもの以外に何かないかと考えてみた。
思いついたのが、積読本の解消。
買ったのに読んでいない本を片っ端から読むということだ。
しかしこれはちょっとした夢ではない。大いなる夢レベルだ。
紙の積読本は当然として、電子の積読本も大量に存在している。
電子はセールが多いので、気付いたら溜まっているのは読書家あるあるだと思う。
正直、生きている間の解消は無理だろうと諦めている。
よく考えると実はそこまで解消したいとも思っていないので、これは夢にはならない。
本繋がりで次に思いついたのが、寝食を忘れる読書体験。
これもちょっとしているのかどうかよくわからないが、まあ良いのではないか。
寝食を忘れるほどの読書時間を過ごした最後の時はいつだったろう。
最近は集中力が続かず、すぐ本を閉じて休憩してしまう。
そういう読書体験ができていないのは集中力が原因だと思っているが、そこまでするほど面白い本に出合えていないからという理由もあり得ないわけではない。
面白くてページをめくる手が止まらず、食べる時間も寝る時間も惜しい。
もちろん集中力が途切れて本を閉じるなんてことは考えられない。
そんな読書体験がまたできたら嬉しいなあと思う。夢だ。
▲百鬼夜行シリーズは学生時代にドはまりして、寝食を忘れるほど夢中で読んだ。これはシリーズ第4巻。