退屈の隙間から

ぽつぽつ呟く日記ブログ

飼っていなければ知らなかったカメのくちばし

うちのミシシッピアカミミガメが、エサを食べた後、陸地で口を開いたり閉じたりするようになった。

欠伸ではない。どちらかと言うと、オエッみたいな感じ。

なんだろうと思っている内に、陸地の下に敷いている人工芝に向かってやるようにもなってきた。

うっかり芝が千切れて口に入ったらいかんので、対策を考えることに。

 

原因としては、くちばしの何かかなと。

見た感じ伸びているわけでもなさそうだったものの、削れる機会もないので、本人(亀)的に違和感でもあったのかなと。

…というかくちばしのことなんて、うちに亀がいなければ絶対に知らないまま人生終えていたと思う。

 

で、調べて出てきたのが「カメカルボン」。

レビューによると向き不向きは亀次第らしいが、硬くてくちばし削りに良さそうだし、なんならカルシウムも取れる。

とりあえず試してみるかと購入。

 

懸念があるとすれば、去年のエビ狂いの件のようにイカ狂いにならないかということ。

 

また普通のエサは嫌だ、イカしか受け付けない、などと主張されるようになったら厄介だなと思ったのだった。

結論から言うと、全くそんなことはなかったので一安心。

ちなみに今年はエビを封印している。すまぬ。

 

さてカメカルボン。

購入したのはこちら。

フレークバージョンもある。

注文した時は普通の物の方が安かったのでそちらにしたのだが、今見るとフレークの方が安い。

 

袋の中にはゴツくてデカい物からペラペラの小さな物まで様々。

とりあえずはペラペラの物をあげて様子を見ることに。

すると、最初は警戒していたが、しばらくして食べられるとわかったようで、噛み付いた。

 

これがねえ…うっすいせんべいでも食べるような感じであっという間にパリパリと食べちゃって。

え?くちばしを削るために買ったのに?全く意味を成してなさそうなんですけど?

 

半ば呆然としつつ、数日後、今度はデカい物をあげてみた。

とはいえあまりにもサイズが大きいので、鋏で適当に分割。

ギザギザの鋏だと切りやすかった。大量の粉が出るので注意。

 

デカいのもバリボリ難なく食べられたらどうしようと思っていたら、流石にこれは難しかったらしい。

柔らかめの部分はともかく、硬い部分は何度も噛み付いて、手も使って噛み切ろうとしていた。

おお、これならくちばし削り効果がありそう…!

 

どのくらいの量をあげるのが良いのかよくわからないが、うちの亀は最大でも5回噛み付いて噛み砕けなければ諦める。

その時に散ったカスは丁寧に食べているので美味しいは美味しいようだ。

ただ、何十回も頑張って噛み付くほどの情熱はわいてこないらしい。

 

食べなかった分は乾かしてまた別日に投入している。

そんなことをやっているとだんだん柔らかくなっていくのか、最終的には食べられるようになる。

 

そして冒頭の問題は無事解決されたと思う。

少なくともこの1か月で全くそんな姿を見ていないので、私がタイミング良く見ていないだけということもなかろう。良かった。

 

そうそう、調べている時に、水槽に貝殻を投入している動画を見た。

あれ、貝殻がかけてうっかり刺さったりしないのかという不安があり、私は挑戦していない。

まあカメカルボンでもその不安が完全に払拭されるわけではないのだが。

あとうちのチキン亀が貝殻に噛み付くのかどうか未知数過ぎる。

 

春~夏はエサを爆食いしてまた成長してない…?と人間をビビらせていた亀だが、立秋を過ぎた辺りから食べる量が減ってきた。

まだ暑いのに暦感覚がしっかりしてるのねと感心したこの頃でした。